一見すると専門知識や資格が必須のように思える製薬工場と、女性に人気のある化粧品工場の工場ワーカーに特化して、どのような人に向いているのか、実際に活躍しているのはどのような人なのかを製薬・化粧品工場の求人をもとにご紹介します。

 

製薬・化粧品業界ってどんなところ?

 

製薬業界

 製薬・化粧品業界は、市場規模として10兆2,509億円で、経常利益計は1兆3,636億円という一大市場となっています。業界平均年齢は41.0歳であり、ミドル・シニア世代が活躍しているということがわかります。

製薬業界は、海外企業への対抗を視野に入れてここ10年の間に再編、統合、買収を繰り返してきました。業界の売上高、シェアは最大が武田製薬工業で、アステラス製薬、第一三共と続きます。

 

化粧品業界

製薬・化粧品業界は、市場規模として2兆0,097億円で、経常利益計は2,546億円という一大市場となっています。業界平均年齢は38.1歳です。

化粧品業界では、長く続いた景気不況の影響を受け、質を落とさないままで低価格の商品を求める国内の声が高まっていることを背景に海外進出を図る企業も増えてきています。

また、富士フィルムをはじめとする異業種からの化粧品業界へ参入が目立ってきています。業界の売上高、シェアは最大が資生堂で、花王、ポーラ・オルビスホールディングスと続きます。

 


主な仕事内容は?

工場での業務は基本的に流れ作業で行われます。ベルトコンベアーで流れてくるモノを組み立て、加工することで最終的に商品として完成させます。難しい作業ではないため未経験者歓迎の求人が多いです。

同じ流れ作業と言っても、製薬工場と化粧品工場では仕事の内容は異なります。

 

製薬工場

・組み立て

注射器などの部品を組み立てます


・包装工程

出来上がった薬をパッケージに詰めてお客さんの手元に届く時と同じ形にします

 

化粧品工場

・原料計量

指示書を見ながら原料を決められた分計ります


・容器への充填

原料や、出来上がった物を容器に詰めます


・検品

欠陥品がないか確認します


・梱包

お客様の手元に届けるためにパックや箱に詰めます


上記にあげたものはほんの一例で、工場やそこで製造している商品によって異なった作業を行います。

また、フォークリフトの資格を持っている方は検品が終わり箱詰めした商品を運搬する作業を任されることもあります。男性であると、力仕事や機械オペレーターをまかされる場合もあります。


本格的に仕事が始まる前にOJT(On the job training:職場での実務を通じて行う従業員の教育訓練)による研修を行う工場もあります。専門的な知識や技術は必要ありませんので、気軽に始めていただけます。



どのような人に向いている仕事なの?

1つ目は、集中力がある方です。ライン工場では単純作業ですので、黙々と作業することが好きな方にぴったりのお仕事かもしれません。

2つ目に、安定的な仕事を求めている人です。製薬・化粧品ともに年間を通して消費される商品なので、その工場での生産がなくならない限り職を失う可能性が低いからです。

3つ目に、女性やミドル・シニア世代です。ライン工は重いものを持ち運ぶような肉体労働が少ないので、体力や腕の力に自信がない人でも活躍することができます。


4つ目に、肉体労働で働いてきたが、年齢の都合でリタイアした人です。トラック運転手などは年齢とともに体力が衰え、長期的に働くことが厳しくなってきますが、ライン工はそのようなことがないので長く働いていただけます。

5つ目に、主婦の方です。旦那さんの扶養内で働きたい方も自分の都合に合わせて働くことが可能だからです。


このような理由で女性・主婦歓迎の求人が多いです。

 

持っているといい資格は?経験は?

工場ワーカーのお仕事は、経験・資格を問わない場合がほとんどです。ですが、所有している資格や経験によって優遇されることもあります。

また、資格を持っていることで、責任者や管理職へのキャリアアップが望め、給与のアップにもつながります。


製薬工場に勤務する際に薬剤師の免許を持っていると品質管理の仕事に就ける可能性が上がる、ということや、危険物取扱者(甲種)および高圧ガス取扱者の資格を持っていると、それらを必要とする機械を使用している工場では、製造責任者を任されることがある、というのが例として挙げられます。


しかし、製薬工場・化粧品工場は自動車工場をはじめとする技術系の仕事と比べると資格(アーク溶接作業者・プレス金型取替作業者等)を必要としないので、働き始めやすいかもしれません。

未経験者でも、先輩の工場ワーカーの方が仕事を教えてくれる制度の整っている会社も多くあるようです。



どんな人が活躍しているの?

化粧品工場で働いている工場ワーカーは、比較的に男性よりも女性のほうが多いです。

休みがとりやすいことから、休日にお子さんの行事などに参加したいと考えるお母さん方からの人気があるようです。主婦の方が多いので、仲良くなるのが早いというのも良い点として挙げられます。


また、いくつかの大手化粧品メーカーの工場では、自社製の化粧品を購入する際に社員割引が利用できたり、一定の額の買い物補助が出たり、サンプル商品をもらえたりと、女性に喜ばれるサービスもが行われています。

 製薬工場の工場ワーカーでは、力作業が少ないので女性や年配の方も活躍されています。

それに加えて、医療に関するお仕事なのでなくなることはありません。長期的に働きたいと考えている方が活躍できるお仕事です。

 


やりがいを感じる仕事なの? 

単純作業で飽きてしまいそうと思われがちな工場ワーカーのお仕事ですが、もちろんやりがいを感じることも可能です。

製薬工場も化粧品工場もお客様と直接やり取りをする場面はありませんが、ひとの役に立つ仕事に間違いありません。

一つ一つ手作業で確認していくので、自分自身の手で医薬品や化粧品の安全を守り、お客様に安心を提供していると実感できるのではないでしょうか。

 


最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました!

こちらでは、〈製薬工場・化粧品工場はこんな人におすすめ!〉の記事は終わりますが、実際に工場ワーカーのお仕事を探す際は、通勤のしやすさや勤務・給与形態などのポイントを考慮して1番ご自身にあったお仕事を探してみてください。

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最後まで読んで読んでいただきありがとうございました。