4月なのに熱風、作業場近くにウォーターサーバー完備

面接時に工場長に工場内を案内して頂いた時の衝撃は、今でも鮮明に覚えています。

季節は4月の初め、外は15℃程で少し涼しいくらいの感覚です。スーツに身を包み、少し肌寒さを感じていましたが、見学でヘルメットを着用し工場内に入ると、機械の熱風が凄く、温度計を見ると30℃と季節を無視した高温でした。

私自身前職が介護職で、エアコンの効いた室内での仕事でしたので、正直、自分にこの仕事が出来るのか不安でした。そんな不安は瞬く間、週明けから勤務開始となりました。

初めは工場内を工場長に付き添い、丁寧に機械の仕組み等教えて頂きました、特に機械の周辺は蒸し暑く、ジッとしていても汗がにじみ出る程です。そんな時工場長から「熱中症になるから水分摂取を忘れないようにしてください」と一言、工場内の中央には直ぐに水分が摂れるようにウォーターサーバーが置かれています。


次に仕事内容ですが、出来上がったビニールのロールを梱包するのですが、ロールの重さが約20キロで、これを2m程の高さから二人がかりでおろします。これが重労働で仕事を始めてから1か月くらいは毎日全身筋肉痛ですが、現在は慣れてきて筋肉痛に悩まされることはなくなりました。

加えてこのロールが機械の稼働中は常に動いているのですが、万が一手でも巻き込まれると大怪我です。実際ベテランの職員でも何人か大怪我をされたことがあるそうです。

その為仕事中は常に緊張感をもってなければなりません。また怪我をすることで会社にも損失がある為、上司が怪我をしないように丁寧な指導をしてくれます。


このように工場勤務は大変なこともありますが、機械の操作、メンテナンス、多種類の工具の使用など、将来に役立つ学びがたくさんありますし、難しい製品を生産し成果を上げた時には、達成感があり、またそれが給料の査定にも繋がります。


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職場の人間関係

まず、私が配属された現場はビニール生産工場です。

その為か現場職員は職人肌の方が多く、悪く言えば無愛想、今時の企業のように丁寧に教えてくれることはありません。しかし、仕事に対して一生懸命に取り組んでいると、しっかり頑張りを認めてくれ、無愛想で無機質ではありますが、丁寧に仕事を教えてくれます。

待遇

工場勤務においては、やはり工場内の熱さに耐えられなかったり、腰痛・ぎっくり腰等の理由により離職者は多いようです。

その為、入社後は契約社員からのスタートで、2年後に正社員という流れがあるそうです。

給料は契約社員で年収300万、正社員になるとボーナスが少し上がります。ちなみにボーナスは人により違いますが、年間4ヶ月分、年間休日は108日、有給は職員同士話合って休んでいますが、やはり年間でいうと5日程は消化出来ません、その他、中国・韓国・ベトナムなどの職員旅行もあります。


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