2トントラックの運転手
-仕事内容例:
運ぶものは多岐に渡ります。例えば、飲料の自動販売機補充、家具や電化製品のお客様への配送、宅配便(ヤマト運輸や佐川急便、日本郵政など)などそれぞれの会社で働き方は様々です。 多くの場合、支店や営業所から、個人の方や小さな店舗、法人オフィスへの配送です。
-給料:
普通・小型トラック運転手の平均年収(ボーナス込)は388万円平均、平均月収は29万円、平均時給は1,390円です。 過去8年間の普通・小型トラック運転手の収入推移は、年収ではおよそ300万円台後半~400万円付近、月収ではおよそ30万円前後で推移しています。
-働き方
日中の業務であることが一般的です。 なぜなら、小口での配送が多いため受け取り手が個人であることが多い為です。
-資格:
取得時期が平成19年6月2日以前の普通免許、または平成19年6月2日以降の中型免許が必要です。
4トントラックの運転手
-仕事内容例:
運ぶ商品は会社・業務ごとに異なり、食品や電子機器、家電、建築資材など様々です。 1日の運転距離は約300?400km程度です。 個人への配送よりも製造業者や大型店舗の割合が小型トラックよりも高いです。
-給料:
中型トラック運転手の平均年収(ボーナス込)は401万円平均、平均月収は31万円、平均時給は1,480円です。 過去8年間の収入推移は、年収ではおよそ400万円台前半~450万円付近です。
-働き方:
配送エリアは比較的近県であることが多いです。 1日の運転距離は約100~200km。 物流倉庫で商品を積み込み、お届け先へ商品を配送する、というのが大まかな流れです。
-資格:
取得時期が平成19年6月2日以前の普通免許、または平成19年6月2日以降の中型免許が必要です。
大型トラックの運転手
-仕事内容例:
基本的には、全国各地(都市と都市とを結ぶ)を移動することが多いです。 そのため、数日かけての長距離移動、というケースが一般的です。 物流センターや問屋の大型倉庫などの業者を相手にすることが多い為、早朝・深夜の業務がメインとなります。
-給料:
大型トラック運転手の平均年収は437万円(ボーナス込み)、平均月収は35万円、平均時給は1,560円です。 大型トラック運転手の過去8年間の年収推移は、年収400万円台前半付近で推移しています。 他の運転手系職業と比較しても大型トラック運転手の年収水準は高い傾向にあります。 職業別の年収ランキングでは大型トラック運転手は18位にランクインしています。
-働き方:
通常は、4t車である程度トラックでの運転経験を積んだのち、半年間ほど助手として働き、付添い乗務を経てから、大型トラック運転手として独り立ちをする、というのが一般的な流れです。 大型トラックの場合、荷物を手動で動かすことは珍しく、多くの場合、フォークリフトを使う為、力仕事の必要がないという側面もあります。
-資格:
大型トラックを運転するには、第一種大型自動免許が必要です。 重量11t以上、積載量6.5t以上のトラックが対象です。 ※フォークリフトにも免許が場合によっては必要ですが、4日間ほどで取得可能です。
トレーラーの運転手
-仕事内容例:
トレーラーとは、牽引貨物自動車のことです。 仕事内容は多岐に渡り、コンテナ、タンクローリー、キャリアカー、ダンプトレーラーなど車種も様々です。 重量があり、かつ大量の荷物の運搬をメインとしています。 また、都市から港との往復など、長距離移動になることがほとんどです。
-給料:
ドライバー業界ではもっとも高い分類です。トレーラー運転手の平均年収は477万円(ボーナス込み)、平均月収は37万円です。 平均月給は資格も高度なものが必要ですし、運転距離も長距離になりがちで稼げる職種ですが、一方で体力的にはタフさが求められます。
-働き方:
長距離を走る事が多いことと、深夜の高速料金が安いという事もあり経費削減という観点から、トレーラー運転手は夜中に走る事が多いです。 ただし近年では勤務環境も以前と比べて整い、何よりも安全運転第一の遵守が当然になってきています。 休憩時間・睡眠時間も適正に取れるタイムスケジュールと勤務シフトで運用されています。
-資格:
大型免許、牽引免許が必要です。 一部、タンクローリー車等については、大型自動車免許のみで運転可能です。 業務内容によっては、フォークリフトの免許が必要な場合も有ります。
ユニックの運転手
-仕事内容例:
クレーンを搭載した型のトラックの通称であるユニック車ドライバー。 他にもトラッククレーンという名称で呼ばれています。
-給料:
乗車する車種(2トン、4トン、8トン、10トンなど)によって給料は変わってきます。 基本的には大きくなるほど給料は高くなります。
-働き方:
主に、建築資材など重量物の積載運搬に使われています。 類似しているものとしては、クレーン車は主に建設現場で資材のつり上げ移動に使用される重機で重い積荷や資材などの運搬に使われています。
-資格:
行動を走行する際に、サイズ別で大きく3パターンに分かれます。 車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上では大型自動車免許、車両総重量5t以上11t未満では中型自動車免許、最大積載量6.5t未満 車両総重量5t未満最大積載量3t未満では普通自動車免許が必要です。 加えて、作業現場で使用する場合は別途下記の資格が必要です。
つり上げ荷重5t以上:移動式クレーン運転士免許、つり上げ荷重1t以上~5t未満:小型移動式クレーン運転技能講習、つり上げ荷重0.5t以上~1t未満:
小型移動式クレーンの運転の業務に係る特別教育
以上の条件があります。 また、ユニック車の作業に付随して、玉掛作業者の資格があるとよいでしょう。 (クレーンなどに物を掛け外しする作業)