危険物を扱っている化学・石油化学工場での充填作業はどんなものなのか仕事内容や求人情報をもとに解説していきます。
化学・石油化学業界について説明!
業務の内容について説明する前にまず化学・石油化学業界について簡単に説明していきましょう。
化学工場では製造ラインとボイラー、タービンなどの運転や調整といったプラント内の機器の運転、管理が業務の中心となります。
石油化学工場では現場に出向いて各機器に異常が無いか監視するほか、年始に開放点検をした後、プラントの立ち上げを行います。
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化学・石油化学工場での充填業務について知ろう!!
化学・石油化学業界について知っていただいたところで次に化学・石油化学工場における充填業務の内容について説明していきます。
充填とは
充填とは機械を用いて製品を詰める作業で、梱包と呼ばれる工程の一つです。中身は液体でも粘体でもその様態にかかわることなく充填作業と呼ばれます。
食品・飲料業界であればマヨネーズやソースなどイメージしやすいですが、化学・石油化学業界ではLPガスなど各種ガスの充填を行っています。
”引用:http://www.miyaen.co.jp/column.php?id=11 ”
充填の種類
一定量を次々に充填していく容量式や容器に充填した質量を量るウエイト式、高さをそろえるグラビティー式、固形物を小さな箱に詰めて量るボリューム式などがあります。
ガスの充填方法
ではどのようにして充填するのでしょうか?詳しく説明していきます。
まず充填には3つの方法が存在します。
具体的には液体のガスを液体のまま充填する方法、液体のガスを気体にして充填する方法、気体のガスを気体のまま充填する方法の3つです。
液体のガスを気体にする方法は、低温貯蔵タンクにためられている液体のガスをポンプで圧縮してから熱交換器を用いて気体にするというものです。
※画像はイメージです。
”引用:http://showa-logistics.com/page2.html ”
化学・石油化学工場の充填業務の勤務形態について教えて
化学・石油化学工場での充填業務の勤務形態を把握してもらうために実際の求人例を2件、そして充填業務の1日の流れを紹介していきます!
求人例①
仕事内容 |
完成した製品の充填作業、充填終了後の納庫作業 |
雇用形態 |
正社員以外 |
給与例 |
月収20万円 |
勤務時間 |
8:30-17:20 |
休日 |
日曜祝日休み、年間休日123日 |
待遇 |
各種保険完備、交通費支給 |
求人例②
仕事内容 |
化学製品の充填またはフォークリフトによる出荷作業 |
雇用形態 |
正社員 |
給与例 |
月収182600円 |
勤務時間 |
8:00-16:30 |
休日 |
年末年始休暇、年間休日101日 |
待遇 |
各種保険完備、交通費支給 |
1日の流れ
8:00- |
朝礼 |
8:30- |
完成した製品の充填作業 |
12:00- |
昼休み |
13:00- |
充填終了後の納庫作業 |
14:30- |
原料の仕込み |
16:30 |
終礼 |
充填業務はこんな人に適性あり!!
充填業務がどのような人に向いているのか、またやりがいを紹介していきます。
こんな人におすすめ
・集中力のある人
決まった仕事をやり続けるという単調な仕事が多いです。そのため単調な仕事でも集中を切らさずに丁寧に行うことの出来る人が向いているといえます。
やりがい
・数年間使われ、回収した容器のうち再利用できる容器は再塗装を行います。手間をかけて新品に近い状態まできれいにした容器をみて達成感ややりがいを感じる人が多いです。
・徐々に上がっていく充填スピードとこなしていくノルマ数が増えるたびに、自分の成長を目で見て感じることができ、自分のモチベーションにつながります。
最後に
以上で「化学・石油化学工場での「充填」って?詳しく解説!」についての記事は終わります。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。