TSUBAKI(ツバキ)やマキアージュを看板商品としている「株式会社資生堂」は化粧品の国内シェアは1位で、世界88ヵ国で事業展開をして世界シェアが第5位です。このぺ-ジではそんな「株式会社資生堂」の企業概要とともに、工場ではどのような仕事をしているのかを紹介していきます。

 その前に…

「資生堂もいいけど、他の企業も気になる…」という方には製薬・化粧品業界の企業をまとめたページもありますのでそちらも併せて是非チェックしてみてください。

 

 株式会社資生堂ってどんな会社?

はじめに《資生堂》がどのような会社であるのかを企業情報、沿革、売上高の観点から説明していきます。

 

企業情報

 [会社名]株式会社資生堂

 [本店所在地]〒104-0061 東京都中央区銀座7-5-5

 [本社]〒105-8310 東京都港区東新橋1-6-2

 [創業]1872年(明治5年)

 [設立]1927年(昭和2年)

 [代表者]代表取締役 執行役員社長 魚谷 雅彦

 [グループ会社数]96社(本社のぞく/非連結子会社及持分法非適用会社含む)

 [資本金]645億円

 [従業員数]36,549名 (就業人員数) 9,427名(臨時従業員数) ※2016年12月31日現在

 

沿革

 次に《資生堂》の沿革について見ていきます。

 

1872年 福原有信が東京・銀座に日本初の洋風調剤薬局として資生堂を創業

1888年 日本初の練り歯磨「福原衛生歯磨石鹸」発売

1897年 化粧品業界へ進出、「オイデルミン」発売

1931年 本格的海外展開

1949年 東京証券取引所に株式を上場

1981年 中国・北京で販売開始

2009年 化粧品業界で初めて環境省から「エコ・ファースト企業」に認定

 

連結売上高

 8,503億円 (2016年度) 

 

特徴

 続いて、《資生堂》の特徴についてです。

 

・世界の化粧品メーカーとしてのシェアが世界第5位。

・140年を超える歴史を持っている。

・資生堂パーラー等の化粧品以外のデジタル、レストラン、小売り、教育など多岐にわたった事業を展開している。

・化粧品業界のリーディングカンパニーとして業界を牽引してきた資生堂。トレンドを取り入れた広告は有名です。最近では広瀬すずが出演するシーブリーズのCMや広告は皆さまも目にしたことがあるのではないでしょうか?

 

 

資生堂はどんな事業を行っているの?

《資生堂》がどのような会社であるかを知っていただいたところで、続いて《資生堂》がどのような事業を行っているかをカテゴリーごとにご紹介していきます。

 

・化粧品事業

[プレステージ]

デパートや化粧品専門店を中心に、ビューティーコンサルタントによるカウンセリングとともに、主にスキンケアやメーキャップの高価格帯化粧品を展開しています。

代表ブランド:SHISEIDO、クレ・ド・ポー、ボーテ

 

[フレグランス]

著名デザイナーやブランドと協業し、お客さま独自のスタイルを実現する高価格フレグランスを販売しています。

代表ブランド:イッセイ ミヤケ、ナルシソ ロドリゲス

 

[コスメティックス]

ドラッグストアや量販店を中心に、お客さまに自由に選んでいただく中低価格帯化粧品を展開しています。

代表ブランド:エリクシール、マキアージュ

 

[パーソナルケア]

ドラッグストアや量販店を中心に、低価格帯のスキンケア化粧品、シャンプーなどのヘアケア商品やボディ商品を展開しています。

代表ブランド:TSUBAKI、専科

 

[プロフェッショナル]

ドラッグストアや量販店を中心に、低価格帯のスキンケア化粧品、シャンプーなどのヘアケア商品やボディ商品を展開しています。

代表ブランド:資生堂プロフェッショナル

 

SHISEIDO、ナーズ、ジーエー等は、日本だけにとどまらず世界中で展開されています。

 

教育事業

資生堂は学校法人資生堂学園を設立して、資生堂美容技術専門学校を運営しています。

将来の美容エキスパートを目指す若者が門をたたきます。学科は美容師科、ビューティーコンサルタント科と2つの設置があります。


実績としては、2016年美容師国家資格合格率は99.9%、エステティシャン試験合格率は100%となっています。このことから非常に教育にも力を入れていることがわかります。

 

 

その他事業

株式会社資生堂パーラーを通じたレストラン事業、デジタル、ヘルスケア、

ザ・ギンザを通じた小売事業、ヒアルロン酸や高速液体クロマトグラフィー用装置・カラム、

医科向け化粧品の製造・販売、アミノ酸の分析受託といったフロンティアサイエンス、保育事業など、多岐にわたった事業を展開しています。

 

このように《資生堂》では、世界進出を行っている化粧品事業を中心としながらも多方面の事業を行っています。

 

 

資生堂の募集している工場ワーカーの応募要項、労働条件はどうなっているの?

《資生堂》の事業について知っていただいたところで、《資生堂》の募集する工場ワーカーの応募要項、労働条件について説明していきます。

 

[生産拠点について]

大阪(大阪府)、久喜(埼玉県)、掛川(静岡県)の三か所で生産されています。このうち現在募集されている勤務地は掛川工場(静岡県掛川市長谷1120)です。


[仕事内容について]

現在募集されている仕事は、生産技術職となっています。

具体的には医薬品GMP(製造所における製造管理、品質管理の基準)管理下で、ヒアルロン酸製造プラントの作業員として業務に携わるとともに、製造設備の日常点検・管理、月次・年次点検にも、作業員として携わっていただきます。

また、各生産バッチで使用する、製造記録、機器管理記録類の照査、これらの文書の更新や管理を行っていただきます。

 

[求める条件について]

現在、《資生堂》が求めている条件としては以下のようになっています。

必須条件:化学または機械の知識をお持ちで、医薬品製造業務経験が5年以上ある方

 

以下両方の知識・経験のある方

・高校程度の化学または機械の知識があること

・製薬企業若しくは医薬品に関係する会社において、医薬品製造業務経験5年以上

※特にクリーンルーム内での製造経験3年以上のある方を募集します。

 

歓迎条件:チーム内外のメンバーとコミュニケーションを大切に協業ができる方

 

雇用形態:正社員

総合職とは異なる生産技術職(事業所限定職)として採用します。

将来、総合職として登用制度があります(採用基準あり)。

 

勤務時間:フレックスタイム制 (コアタイム10:00~15:00)

1日の標準労働時間 7時間45分

 

給与形態:月給18万円~23万円以上 ※最低月給となります。

※経験・能力などを考慮の上、《資生堂》の規定により決定します。

昇給は年1回(4月)、賞与は年3回(6月・12月・3月)となっています。

 

休日・休暇:2017年度は年間休日125日となっています。

完全週休2日制(※但し、土曜もしくは日曜のいずれかは基本的に出勤となります)、祝日(※出勤となる場合があります)

休暇としては夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇、介護休暇、リフレッシュ休暇、

さらに女性に優しい育児休業、短期育児休業、子ども看護休暇などがあります。女性の求職者の方には嬉しい特典です。

 

待遇・福利厚生:昇給は年1回(4月)、賞与は年3回(6月・12月・3月)、各種社会保険完備、時間外手当通勤手当(※《資生堂)の規定によります》、育児時間制度、財形制度、自社株投資会制度、健康診断、成人病検診、慶弔見舞金制度、健保組合、企業年金制度、積立型総合福祉共済制度

 

組織構成:掛川工場製造部の医薬品・FCグループは合計49名で、30代~40代前半の中堅層が多く、これまでの知見を活かして活躍しています。

 

 

最後に

以上で「資生堂の工場で働きませんか?」の記事は終わります!

 

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また製薬・化粧品業界の工場においては様々な職種があり、自分に合ったものが見つかるかもしれません。

 

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!