この記事では《トヨタ自動車株式会社(以降トヨタ自動車)》の基本情報や実際に工場ワーカーを募集しているのかどうかといった情報について説明していきます。

 

トヨタ自動車ってどんな会社?

はじめに自動車工場の求人の中で、《トヨタ自動車》がどのような会社なのか、どのような歴史をたどってきたのか、事業はどのようなことを行っているのかといったことについて説明していきます。

 

トヨタ自動車の基本情報

まず《トヨタ自動車》の会社概要をもとに、基本情報を紹介していきます。

 

・会社名

トヨタ自動車株式会社(TOYOTA MOTOR CORPORATION)

 

・代表取締役社長

豊田 章男

 

・所在地

【本社】

〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1番地

 

【東京本社】

〒112-8701 東京都文京区後楽1丁目4番18号

 

【名古屋オフィス】

〒450-8711 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目7番1号

 

・創立

1937年(昭和12年)8月28日

 

・資本金

6,354億円(2016年3月末現在)

 

・国内生産拠点

本社工場・元町工場・上郷工場・高岡工場・三好工場・堤工場・明知工場・下山工場・衣浦工場

・田原工場・貞宝工場・広瀬工場・トヨタ自動車九州(株)・トヨタ自動車北海道(株)

・トヨタ自動車東日本(株)・トヨタ車体(株)

 

・従業員数(連結)

348,877人(2016年3月末現在)

 

どのような事業を行っているの?

《トヨタ自動車》の行っている事業の1つが自動車の生産・販売になります。しかし《トヨタ自動車》を含む《トヨタ》では以下のように様々な事業を行っています。


・住宅事業

・金融事業

・e-TOYOTA事業

・エネルギー事業

・アグリバイオ事業

・マリン事業

・ユニット販売事業


このように《トヨタグループ》では自動車製造で培った技術やスキル、経験をもとに様々な事業を行っています。

 

どのような歴史があるの?

どのような事業を行っているのか分かっていただいたところで、次に《トヨタ自動車》の沿革について説明していきます。

《トヨタ自動車》は豊田佐吉が創業した豊田自動織機製作所内に設立された自動車部が起源となっています。設立にあたっては豊田喜一郎が中心となっていましたが、初代社長には豊田利三郎が就任した。

なお創業当時は豊田(TOYODA)としていましたが、1936年にはトヨタ(TOYOTA)に変更されました。


戦時中、主に製造していたのは帝国陸軍向けトラックと乗用車になります。戦後はクラウンやコロナといった人気車種を製造していき、1960年代には日野自動車とダイハツ工業と業務提携を行いました。

1989年にはアメリカをターゲットとしたレクサスを立ち上げて、高級乗用車を販売していきました。


このように海外進出も行い順調にいっていた《トヨタ自動車》でしたが、2008年に発生したリーマンショックの影響で営業利益が4610億円まで落ち込みました。

また2009年から2010年にかけて発生したリコールによって経営は危機的状況に陥りました。


しかし2009年に社長に就任した豊田章男による様々な経営改革の効果もあり、2012年には世界販売台数2年ぶり世界1位を獲得しました。

また2015年にはマツダと業務提携をし、2017年にはスズキと業務提携に向けて基本合意しました。


このように《トヨタ自動車》は経営危機を経験しながらも、現在は世界的自動車メーカーとして見事に復活を遂げています。

 

 

トヨタ自動車で工場ワーカーは募集しているの?

《トヨタ自動車》がどのような会社か知っていただいたところで、次にどのような条件で工場ワーカーを募集しているのか説明していきます。

 

雇用形態はどのようになっているの?

現在募集されているのは契約社員(期間工)及び派遣社員となります。

ちなみに契約社員というのはメーカーと直接雇用契約を結ぶ雇用形態になり、派遣社員はメーカーと雇用契約を結ぶのではなく、派遣会社(人材派遣会社)と雇用契約を結ぶ形となっています。

 

勤務形態はどうなっているの?

勤務形態については基本2交替制で行われています。2交替の時間は以下のようになっています。なお勤務地によっては3交替勤務の場合もあります。


①   06:25~15:05 ②   16:00~00:40

 

勤務地はどの辺になるの?

現在募集されている勤務地は愛知県豊田市、みよし市、碧南市、田原市となっています。

 

未経験者でも大丈夫?

工場で働く場合基本未経験でも大丈夫なので、未経験だからといって心配する必要はありません。

なお《トヨタ自動車》の場合、経験者には会社が認定した場合、1~10万円の手当てが支給される場合がありますので、経験者の方は積極的に応募してみると良いかもしれません。

 

給与はどのくらいなの?

給与については形態が日給となっており、日給9,800円~10,600円となっています。なお18~24ヵ月満了者は日給10,800円、30~35ヵ月満了者は日給11,100円となっています。

また1年目の月収は残業や時間外手当、深夜手当てを含めると月収278,250円~300,970円程度となります。

 

福利厚生や手当てはどうなっているの?

福利厚生や各種手当てについては次のようになっています。


・初回更新特別手当10万円支給

・特別手当10万円支給

・食費補助1万円

・赴任手当2万円

・経験者手当最大10万円

・赴任旅費・満了者帰任旅費支給

・作業上着・帽子・安全靴無償貸与

通勤交通費支給あり

※自宅通勤者のみ会社規定額を支給

・食堂完備(工場・寮)

・各種社会保険完備

・超過勤務手当

・交替勤務手当

・深夜勤務手当

・休日勤務手当

 

このように充実した手当となっています。

 

正社員になることはできないの?

入社時の雇用形態は派遣、もしくは契約社員のため、正社員として入社することはできません。

しかし《正社員登用制度》があり、勤務していく中で、聖山になるための試験を受けるチャンスがあります。その試験にさえ合格してしまえば正社員になることも可能です。

 

寮はあるの?

《トヨタ自動車》の工場は、寮準備の求人です。なおかつ寮費は無料となっています。寮費には水道・光熱費が含まれているため、工場ワーカーにとって嬉しい条件となっています。

 

 

トヨタ自動車の今後の展望

《トヨタ自動車》が募集する工場ワーカーの条件について知っていただいたところで、次に《トヨタ自動車》の今後の展望について説明していきます。

 

社会への取り組みについて

《トヨタ自動車》は企業活動を通して豊かな社会作りを目指して様々な取り組みや意識を持っています。

具体的には安全への取り組みとして人、車、交通環境の三位一体、事故から学び商品開発に生かして行っています。

またその他には豊かな社会作りを目指したり、ビジネスパートナーや従業員とともにCSR活動に取り組むなど様々な活動を行っています。

 

環境への取り組みについて

環境への取り組みとして《トヨタ自動車》では様々なことを行っています

。具体的にはトヨタ環境チャレンジ2050や新車や工場におけるCO2削減を目指すCO2ゼロチャレンジ、オールトヨタグリーンウェーブプロジェクトなどを行っていきます。

 

社会貢献活動について

社会貢献活動として行っていることは環境教育、環境緑化といった環境活動や人材育成、交通安全プログラムの展開、文化・展示施設、ボランティア活動など様々なことを行っています。

 

 

最後に

以上で《トヨタ自動車株式会社について徹底解説!》についての記事は終わります。

 

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