期間工の面接を受けようと考えている方にとって、面接の詳細は気になるところですよね。

期間工の面接は、一般的な就職面接と同様に、自己アピールや長所・短所などについて聞かれるほか、期間工という働き方ならではの質問をされることもあるようです。

この記事では、『期間工の面接で聞かれる質問内容』『期間工の面接で気をつけるべきポイント』などを詳しく解説していきます。

期間工の面接ってどこを見られるの?


期間工の求人に応募した場合、選考方法は主に書類審査面接の2つとなります。特に面接の場では以下のことをアピールすると良いでしょう。


(1)自身が企業で活躍できる人材であること(2)コミュニケーションを怠らず、チームワークを大切にできること(3)長く働きたいと考えていること


面接官にこの3点を伝えることができれば、きっとあなたの熱意を買ってくれることでしょう。

次の章では、期間工の面接で行われる「選考会」についてお伝えします。

期間工の面接は「選考会」として実施されることも

近年、期間工はweb面接が主流となりつつありますが、中には大勢の候補者が一度に集まる「選考会」形式で行われることもあります。

ちなみに派遣会社を経由して応募し、選考会に参加したのち内定を勝ち取ることができれば「選考会参加費」がもらえることもあるんだとか。派遣会社やメーカーによってもらえる金額は異なりますが、大体5〜10万円が相場になっているようです。繰り返しになりますが、選考会参加費を受け取りたい方は、必ず派遣会社を経由して応募するようにしましょう。

期間工の面接って何を聞かれるの?

前章では、期間工の面接官が見ているポイントや、選考会についてお伝えしました。ここからは、いよいよ期間工の面接で聞かれる質問内容を回答例も含めご紹介します。「自分だったらどう答えるかな」と考えながらお読みいただけると幸いです。

志望動機について

期間工の面接に限ったことではありませんが、基本的に面接では「志望動機」を必ず聞かれると思って良いでしょう。期間工は給与が高い、福利厚生などの待遇が充実しているケースが多いため、なぜそれらの条件を希望するのかまで答えられるのが理想です。「貯金したい目標金額がある」や「正社員登用を目指したい」などといった1番伝えたいことを軸にして、なるべく簡潔に伝えられるようにしましょう。

配属先は選べないけど大丈夫か

期間工の仕事は幅広く、担当する作業は実際に配属されるまでわからないことも多いようです。作業内容によっては検査などの軽作業に当たることもあれば、体力が必要なきつい仕事に当たることもしばしば。しかし、期間工の仕事は特別なスキルや資格がなくても勤まる仕事が多いです。そのため配属先が選べないことについて聞かれた場合は、やむをえない事情がない限り「問題ありません」と答えるのが適切です。

2交替制に対応できるか

企業によっては勤務時間が日勤と夜勤を繰り返す「2交替制」、または日勤・準夜勤・夜勤を繰り返す「3交替制」という働き方があります。とはいえ毎日勤務時間が変わるわけではなく、1週間や1ヶ月ほどで時間帯が入れ替わるケースが多いようなのでご安心ください。交替制に対応できるか聞かれた場合も配属先についての質問と同様に「問題ありません」と答えるのが無難です。どうしても交替制を避けたい方は、日勤専属のお仕事を探すようにしましょう。

体力はあるか

働くうえで日々の健康管理はとても大切。当然ながら企業側も体調不良などで欠勤が多い方よりも、毎日元気に出勤してくれる人を採用したいと考えています。また、仕事内容によっては重いものを持ち上げたりといった力仕事も発生します。そのため学生時代に運動部に所属していた方や、日頃スポーツなどで体を動かす習慣がある方は、具体的なエピソードを用いて体力に自信があることをアピールできるといいですね。

入れ墨・タトゥーはあるか

結論から言うと入れ墨やタトゥーが入っていても問題なく働ける企業もありますが、基本的にはほとんどの企業で期間工になることは難しいと考えたほうが良いでしょう。特にトヨタ・デンソー・スバルなどの大手自動車メーカーはイメージを非常に大切にしているため、入れ墨やタトゥーは原則禁止となっています。面接の時点で隠せても、入社時の健康診断で発覚した場合は入社を取り消されるケースもあるようなので、質問には正直に答えましょう。

きつい仕事だけど大丈夫か

期間工は収入面などの待遇が良いと言われる一方で、体力を使う仕事が多い傾向にあります。求職者はそれを理解したうえで応募しているかと思いますが、面接官はやる気を見るためにあえて「きつい仕事ですがやっていけますか?」と質問する場合があります。ここで不安な顔を見せたり、弱々しい返事になってしまっては働く自信がないと受け取られかねません。そのため質問をされた際は迷わず「はい。問題ありません。」と答えるのが適切です。

逆質問についても考えておこう

面接官は応募者の積極性やコミュニケーション能力を確認したいことから「何か質問はありますか?」と質問することがあります。これを逆質問と呼びます。職場の雰囲気や、活躍している方の特徴など、企業側への質問をいくつか用意しておくことをおすすめします。ただ仕事の条件面や待遇のことばかり聞いてしまったり、企業ホームページに記載していることを聞いてしまうと熱意がない、リサーチ不足だと判断されてしまう恐れがあるため注意しましょう。

身だしなみにも気をつけよう

企業側が服装の指定をしていない場合でも、面接にはスーツを着用していくのが無難と言えます。以下は、特に気をつけておきたいポイントです。


男性 女性
ひげ・爪は伸びていないか 髪色は明るすぎないか/長い髪は結んでいるか
シャツやジャケットにシワがないか メイクが派手すぎないか
革靴に傷・汚れがないか ネイルをしていないか


上記の項目を確認して、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。 


話し方も要注意!

一般的な就職面接と同様に、期間工の面接でも「話し方」が非常に重要になります。大きな声でハキハキと話すことはもちろんのこと、目線や表情にも気をつけていきましょう。「面接官の目を見て話すのは緊張してしまう…」と不安な方は、うつむいたりせずに面接官の眉間のあたりを見て話すと良いでしょう。あとは姿勢を正し、なるべく口角をあげて明るい声色で話すことを心がけてください。

まとめ

この記事では、『期間工の面接で聞かれること』『期間工の面接で気をつけるべきポイント』を中心にご紹介してきました。「期間工の求人を見てみたいな」と少しでも思っていただけましたら、ぜひジョブハウス工場をご利用ください。また無料の会員登録をしていただくとキャリアアドバイザーにお仕事探しの悩みや、面接対策について相談することが可能です。あなたが期間工として入社できる日まで責任を持って全力でサポートしますので、この機会にぜひご利用ください!