創立100周年を迎えた大手老舗メーカーパナソニック株式会社。(以下パナソニック)

家電・空質空調・食品流通・電気設備など様々な事業を展開し、あらゆる側面から人々の生活を支えています。

テレビ・冷蔵庫・エアコン・ドライヤーなどのパナソニック製品が、みなさんのすぐそばにもあるのではないでしょうか?

今回は「そんな大手企業、パナソニックの工場で働きたい!」という方に向けて・働きたい場合の応募方法・具体的な仕事内容・給与や勤務形態はどうなっているのかなどについてご紹介します。

パナソニックの工場で働くには?

パナソニックの工場で働くうえで、雇用形態がどうなるのか気になりますよね。

工場というと期間工※1という働き方をよく耳にしますが、期間工という雇用形態は現在パナソニック工場では減りつつあるようです。

※1 期間を限定してメーカーに直接雇用される契約社員のこと。

ただ、パナソニックの工場でよく募集される雇用形態は2つあります。

  1. 派遣会社に雇用される
  2. アルバイト・パートナーとして採用される

1つは派遣会社に雇用されるという働き方。パナソニックと直接雇用契約を結びたい場合は、2つ目のアルバイト・パートナーとしての勤務となるでしょう。

また、まれに正社員募集で新しい仲間を求める場合があります。機会としては決して多くないため、「大手メーカーで長期的に働きたい」と思う方は、目にしたらお早めに応募されるのをおすすめします。

次の章では、担当する仕事内容についてお伝えします。

パナソニックの工場で担当する仕事内容は?

パナソニックの工場での仕事内容は、ライン作業、もしくはオフラインでの作業です。

必須資格や特別なスキルは不要ですので、工場勤務が初めての人でもご安心ください。

経験は不問ではあるものの、活躍できる方の特徴を挙げると、

  • 細かい作業が得意な方
  • モクモクと真面目に取り組める方
  • 集中力が高い方

といった3点になります。上記の特徴に当てはまる方は、パナソニックの工場で働く素質があると言えそうです。またライン作業ではどんな業務を担うのでしょうか?

具体的に申し上げると、ベルトコンベアーで送られてくる家電部品の組立などを担当します。時間内に決められただけ組立を完了させる必要があるため、流れを止めないよう、常に一定のスピードで作業し続ける忍耐力が必要です。ただ、慣れるまでは先輩社員が丁寧に指導してくれるようですので、経験がない方もご安心ください。

一方、オフラインでの作業に時間の縛りはありません。また家電製品を取り扱うパナソニックの工場では、比較的重量物の扱いは少なく、軽作業が中心となるようです。その中でも、特に検査の仕事を任されることが多いとか。自動車メーカーなどに比べ安全性も高いので、体力に自信がない方でも応募しやすいでしょう。

おおまかな仕事内容が分かったところで、実際どれくらい大変なのか、知っておきたいですよね。次の章ではパナソニックの工場で働くうえで「きつい!」と感じるポイントについてお伝えします。

パナソニックの工場のここがきつい!

実際にパナソニックの工場で働いたことがある方の経験談をもとに、特に「きつい!」と感じるポイント3点をまとめました。

  1. 仕事内容が単調で退屈である
  2. 2交替制の工場では働く時間が長い
  3. ライン作業ではお手洗いに行きづらい

仕事内容が単調であることや、長時間労働であることが眠気に襲われる原因になったり、『長い時間退屈な作業を強制されている』という精神的な辛さにつながっているようです。

なので体力的な負担は少なくても、辛く感じる人にとってはつらい仕事だと言えます。

よって単調な作業にも耐えられるよう睡眠時間をしっかり確保することや、細かい作業などにも向き合える忍耐力が求められるでしょう。

ちなみに、アルバイト雇用の場合、日勤専属の求人も増えてきているため交替制で生活が不規則になることや、長時間労働の心配はなくなってきていると言えます。

また、作業中にどうしてもお手洗いに行きたくなった場合は、ボタンを押して音を鳴らし、ラインリーダーを呼び交代してもらうことができますのでご安心ください。

次の章では、皆様が特に気になるであろう給料面について詳しくお伝えします。

パナソニックの工場の給料は? 

パナソニックのアルバイトの平均時給はおよそ1,250円となっているようです。研修期間も時給が変わらないのは嬉しいポイントですね。

また月20時間程度の残業をお願いされることがありますが、1日の勤務時間が8時間を超えた場合は時給の1.3倍の金額が支払われます。

1,250円×1.3倍=1,650円このことを踏まえ、月収例は次のようになります。

時給1,250円×7時間40分×20日+残業代(20時間分)=月収例19万円〜22万円+交通費

※月20日勤務の場合

およそ高専・短大卒〜大卒で入社した場合の初任給※1ほどの金額がもらえるようです。

※1 参照:厚生労働省/令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況

とはいえ配属先や仕事内容によって若干の違いがあるようです。働きたい工場が決まっている場合は、問い合わせてみるのも手かもしれません。

続いては、勤務シフトについて詳しく見ていきましょう。

パナソニックの工場の勤務シフトは?

パナソニックの工場の勤務シフトは、就業場所により変わってきますが、近年は日勤専属のお仕事も増えてきています。

例えば、滋賀県にある八日市工場のランドリー・クリーナー事業部のお仕事だと、勤務時間は日勤専属の8:35〜17:00となっています。

定時は17時と夕方なので、お仕事終わりに買い物や外食をゆっくり楽しむ余裕もできますね。家庭持ちの方は、家族と過ごす時間を持つことができます。

また、基本的にはカレンダー通りの土・日・祝がお休み年間休日は126日支給されるため友人や恋人との予定も合わせやすいでしょう。

年に3回の長期休暇もあるため、海外旅行や里帰りをすることも可能です。

GW休暇 7日間
夏季休暇 11日間
年末年始休暇 8日間

さて、仕事内容や勤務時間についてお話してきましたが、実はパナソニックの工場には休憩時間に利用できる食堂があるんです。その内容を、最後にお伝えします。

パナソニックの工場では食堂が利用できる!

業務を頑張るうえで、毎日の食事は大事ですよね。パナソニックでは社員食堂を完備しており、食事面からも従業員を支えています。『種類豊富なおいしいごはんが格安で食べられる』と社員からも評判です。

食堂の人気メニュー一覧

うどん 120円
ラーメン 240円
カレーライス 230円
おかずプレート 260円〜360円

コンビニやスーパーなどで買うとなると、気づけば1,000円を超えることもあり、大きな出費に繋がりますね。

とはいえ、自分でお弁当を用意するとなるとかなり手間がかかります。ですが社員食堂を利用すれば、サッと手軽に食べられるうどんは120円、豪華なおかずプレートにしても260円〜360円と格安で食べることができます。

種類豊富なメニューが用意されているため、休憩時間が楽しみになりますね。

まとめ

ここまでパナソニックの工場での仕事内容や大変だと感じるポイント、給与、勤務時間、食堂についてお話してきました。誰もが知る大手企業ならではの福利厚生や各種手当が充実している点が魅力的でしたね。

もし「工場で働いてみたい!」という気持ちが少しでもございましたら、ぜひジョブハウス工場のキャリアアドバイザーにご相談ください。

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