プロフィール

年齢:41歳 仕事:大手物流会社のセールスドライバー→本社勤務 地域:東京都

銀行の窓口からの思い切って転職を決意

私は地元にある銀行の窓口から仕事人生をスタートしています。男性で窓口というと珍しいかと思いますが、本当にその通りで、窓口担当の社員はほとんど女性。男性は基本的に企業に対する融資の仕事をしていました。窓口の仕事は皆さんが見ている通りで、個人や法人のお客様の預け入れや各種送金の手続きの対応をするいわば事務の仕事でした。入って数年たってくると、若干物足りなさを感じるようになり、転職を決意しました。

大手配送会社のセールスドライバーに

もっと思い切った仕事をしたい、そう思っていたときに見つけたのがセールスドライバーの転職求人でした。深く考えていたわけではないですが、きびきびと笑顔で荷物を運んでいる方を見て、なんとなくかっこいいなと思い、すぐに求人に応募をしました。普通運転免許しか持っていなかったため、受かるか不安でしたが、ハイエースなどの運転経験があることもあり、すんなり受かることができました。

転職1年目の悩み

セールスドライバーはお客様の荷物を一日100個以上運びます。私は特に企業向けの配送を担当していました。初期のころはなかなか終わらないし、企業の方に新しい提案する時間もないし、毎日荷物を運ぶだけでした。正直自分には向いていないんじゃないか、最初の方はそんなことばかり思っていましたが、せっかく入ったし、先輩たちは丁寧に教えてくれるし、とリあえず続けようと思って仕事を続けていました。しかし、先輩の仕事を見て学ぶ中で、いかに効率的に運ぶか、いかにお客様に気持ちよく接するか、この2点を意識し、改善し続けることで、仕事も次第に早くなるだけでなく、お客さんとの信頼関係も築けるようになり、やりがいを感じられるようになりました。

今は本社勤務に

今は日々の愚直な仕事が認められ、大手企業に対する物流ソリューションを提案する仕事をしています。特に現在、日本の商品を海外に展開していく企業様が増える中で、そのお手伝いをする仕事です。非常にダイナミックでやりがいのある仕事ですが、昔の愚直な効率化、人との接し方の改善が今でも生きています。

転職を検討している方へ

ドライバーという仕事はあまりいい目で見られないかもしれません。また仕事は地味で、辞めたいと思うことがあるかもしれません。しかし、人々にとってはなくてはならない仕事であり、ビジネスチャンスも現在拡がっているマーケットです。興味のある方は一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?